太陽光発電の導入を決定する要因と動向

 

太陽光発電の出荷量は年を追うごとに増加の動向を見せています。

 

特に住宅用の太陽電池の動向を見てみると、2007年度には177MWであったのが、2009年度には544MWと2年で3倍以上に飛躍し、2011年度では1206MWとさらなる飛躍を見せました。

 

契約世帯の動向を見てみると、月に約30,000世帯が新しく太陽光発電システムの設置を決めています。

 

これらの動向を見ますと、太陽光発電の人気が高まってきているという事実は疑いようもありませんが、実際に太陽光発電の導入を決める要因は、個人によって変わります。

 

どのような要因で太陽光発電のシステム導入を決定するのか見てみましょう。

環境保全やエコへの関心

 

太陽光発電はクリーンなエネルギー

太陽光発電システムは、石炭や石油などの化石燃料とは異なり、使えばなくなりまた消費するたびに二酸化炭素が排出されるエネルギーによるものではありません。

 

環境保護に興味を持つ人が増えてきたことも、太陽光発電システムの導入を決める世帯が増えてきた大きな要因になります。

 

特に2011年の東日本大震災の後、原子力発電に反対する運動が高まってきたことも、このような原子力などの地球を汚染する恐れのあるエネルギー源を使用しない考えの人が増える要因になってきました。

 

原子力や化石燃料に頼らないで電力を得る手段として、太陽光発電が再評価されてきたのです。

非常時への不安の解消

 

同じく、東日本大震災以降によく見られるようになった消費者の意識の動向ですが、震災などの非常時に不便が少なく生活できるように、自家発電システムを導入したいと言う考えが広まりました。

 

太陽光発電だけでは昼間しか発電しませんので、電力会社の稼働が止まった時に全く不便のない状態で生活することはできません。

 

ですから、非常時への不安の解消を目的に太陽光発電システムの導入を決定する人は、太陽光発電システムだけでなく蓄電池も同時に購入することが多いと言う動向が見られます。

光熱費の節約や経済的なメリット

 

最も多い太陽光発電システムの導入を決める要因が、光熱費の節約などの経済的なメリットのためです。

 

光熱費自体を下げたい、売電による収入を得たいと考える人が非常に多いのです。

 

このような動機で太陽光発電システムの導入を決めることも、もちろん間違ってはいませんが、得したいと言う気持ちが強すぎて、実際以上にメリットがあるように述べる営業マンの言葉をうのみにする傾向があります。

 

幾つかの業者に見積もりを依頼したり、適性価格か自分で計算したりして、冷静に判断する必要があります。

 

どのような動機で太陽光発電システムを導入しても、一生ものの買い物になることが多いですので、冷静によく考えて決定することが大切です。