太陽光発電でどのように日本が変わりますか

 

太陽光発電が普及していく中で、どのように日本の暮らしが変わっていくでしょうか。

 

導入する人そして導入した人の意識の変化や、実際の生活の変化について、そして日本の将来について見て行きましょう。

太陽光発電による日本人の意識の変化

 

太陽光発電を取り入れることで、毎日、自家発電量が気になったり、目に入るところに発電や電力消費のモニターが設置されたりすることで、自ずと節電意識が高まります。

 

節電意識が高まると、無駄な電力や使用していない電力を減らそうとする省エネの意識も高まります。

 

太陽光発電の普及は、日本人の節電・省エネの意識の高まりと比例関係にあると言うことができます。

 

家庭での照明を白熱電球や蛍光電球からより長持ちするLED電球に取り換えることも、節電意識の高まりと言うことができますし、家電が古くなって買い替える時、省エネ性能つまり電気の使用量が低い製品に買い替えるのも節電意識の表れです。

 

最近ではほとんどの家電に省エネ性能についての表示がされており、特に電力の高いエアコンや冷蔵庫などでは省エネ性能を大きく表示して、アピールポイントの一つにしているメーカーも少なくありません。

 

たくさん電力を消費すれば、より高性能のものを利用できる時代は終わったのです。

 

夏には直射日光が部屋の中に入って、エアコンの効率を落としてしまわないように、レースのカーテンを引いたり、へちまやゴーヤ・アサガオなどを軒下に植えてグリーンカーテンにしたりするのも節電・省エネの一つです。

 

グリーンカーテン

また、冬は室内でも1枚服を多く着ることや室内履きを履くことによって、エアコンや床暖房の設定温度を少し下げることも節電・省エネの行為の一つなのです。

 

このように一つ一つは小さなことでも、消費電力を少しずつ減らして暮らしていくことが、日本全体で見ても環境に貢献する生き方になると言えます。

太陽光発電とともに取り入れる省エネ機器による日本人の生活の変化

 

太陽光発電システムを導入するときに、オール電化システムやヒートポンプ式の給湯器を一緒に導入する家庭も少なくありません。

 

オール電化にすると、夜間の電力を格安で使用することができますが、この夜間の安い電力を利用してお湯を沸かすのがヒートポンプ式の給湯器です。

 

その夜間の安価な電力を最大限利用するために、洗濯機や食器洗浄機を夜間つまり夜11時から朝の7時までに利用する家庭も増えています。

 

このように、必要だから今電気を消費するのではなく、計画的に電気を消費する、そのような環境にもやさしい新しい習慣が、太陽光発電システムの導入とともに身についていくのです。

 

お湯も夜間に沸かした量を使用することで、必要な分だけ消費して、流しっぱなしや無駄な利用はしないようになります。

 

このように、電気を消費するのも計画的に無駄のないようにするために、日本人の生活そのものが変わっていくという変化が、太陽光発電を取り入れることで生まれるのです。

太陽光発電によるエネルギー自給率100%を目指して

 

日光を遮断するものが異常に多いもしくは、なにか異常があるシステムでなければ、4人暮しの家庭の場合、最大出力5kW程度の太陽光発電システムを導入すれば、エネルギーの100%自給が可能と言われています。

 

蓄電池があるならば、夜間の電力も自家発電電力で賄えますので、金銭面だけではなく本当の完全自給が可能になっています。

 

まだまだ日本では蓄電池が非常に高価で、寿命も太陽電池モジュールなどに比べると短いので、普及には至っていません。

 

この蓄電池が性能とコスト面で普及できる段階になれば、さらに電力会社のエネルギーに頼らない生活をすることが可能になります。

 

電気自動車を利用するなら、自家発電で生産した電力を利用することもでき、さらに二酸化炭素を生まない地球にやさしい生活が可能になります。

 

現在、日本では太陽光発電システムを設置した住宅は70万世帯余りと計算されています。

 

そのシステムを導入すると同時に、自家用車もエコカーになるならば、地球の温暖化も原子力発電の問題も大きく解消に近づくことでしょう。