太陽光発電システムは、日本と海外のメーカーのどちらを選ぶ?

 

比較的早い時代から太陽光発電システムを事業化してきた日本ですが、ここ数年は、中国をはじめとする海外の太陽光発電システムメーカーに追われるようになってきました。

 

技術だけでなく、アフターサービスの充実など、海外のメーカーを選択することの不安も年々軽減してきたようです。

 

実際には、海外のメーカーを選ぶ人はどれほど増えたのでしょうか。

 

日本のメーカーを選ぶことのメリットとはどのような事にあるのでしょうか。

日本における太陽光発電システムの海外メーカーのシェア

 

2009年度の太陽光発電協会の報告によると、太陽電池の国内出荷の11.2%が海外メーカーのものでした。

 

ついに10台に1台は海外のメーカーの太陽光発電システムを利用する時代になったのです。

 

日本の太陽光発電システムの市場の規模は、ドイツ、アメリカに次ぎ世界で3番目に大きいものです。

 

ですから、日本に向けて世界中の太陽光発電システムを開発するメーカーが参入してくるのは当然のことと言えます。

 

そのなかでも、中国などアジアのメーカーの商品は、日本のメーカーの商品よりも2から3割程度安いことが多く、日本国内でも多くの人々が中国などのアジアのメーカーを選ぶようになってきました。

海外メーカーと比べ、日本のメーカーの優位性は何にありますか

 

ほっと安心している女性

これは、やはり国内の企業であると言う安心感に他なりません。

 

アフターサービスの長さでは、中国のサンテックパワーに劣り、平均して10年保証しかない場合がほとんどです。

 

ですが、こまかな質問や、ちょっとした不具合にすぐに対応できる代理店の多さ、問い合わせの手段の多様性など、国内メーカーならではの安心感が、日本のメーカーを選択する上での優位性と言えます。

 

これは反対に視点を変えるならば、海外のメーカーもこのようにきめ細かな対応が可能になるならば安心感を得ることができるということができます。

 

技術力やアフターサービスのさらなる向上が、日本のメーカー各社にも望まれます。

日本市場において、海外のどのメーカーが伸びるでしょうか?

 

日本における太陽光発電システムのメーカーや販売店、施工店などに、これから伸びる海外のメーカーについて尋ねると、その25年と言う圧倒的なアフターサービスの長さから、中国のサンテックパワーを上げる人が非常に多いという結果になります。

 

勢いのある販売勢力の展開に、日本市場でもサンテックパワーだけで10%のシェアを超えることもありうると予測する人も多くいます。

 

そして、その次はエネルギー変換効率の高さを誇るアメリカのサンパワー社があげられます。

 

東芝との技術提携もし、確実に日本市場へ勢力を広げてきています。

これからどの国の太陽光発電システムのメーカーが成長するでしょうか?

 

これから成長する分野として、世界各国から熱い視線を浴びている太陽光発電システム。

 

様々な企業や国で、開発がおこなわれています。

 

とくに技術力や生産体制の強化などで、これから伸びるのではと目されているのが、台湾とインドのメーカーです。

 

どちらも長期保証とエネルギー変換効率の高さで、日本市場への参入を目指しています。

 

これから、太陽光発電を導入しようとする人は、これらのメーカーの商品を検討する機会も増えることでしょう。

海外のメーカーの太陽光発電システムの性能はどうでしょうか?

 

日本は海外に比べると住宅が平均して小さいので、太陽光発電システム導入のコストも重要な要素ではありますが、何よりも発電効率が重視されます。

 

発電効率が日本のメーカーと海外のメーカーの商品に差がないとなると、コストの安い海外のメーカーを選ぶ人はこれからも増えてくるでしょう。

 

海外のメーカーは技術力やコストなどの面では、日本のものと比べても見劣りするものではないことが多いですが、この狭い屋根に合わせた発電効率の観点では、まだ日本のメーカーに及ばないことが多いです。

 

ですが、これからも伸びるであろうと予測される日本の太陽光発電市場に参入するにあたって、海外のメーカーも発電効率を追求した商品の開発に力を注いでいます。

 

海外のメーカーの生み出す太陽光発電システムに、これからも目が離せません。

中国の太陽光発電システムメーカーはどうでしょうか?

 

海外の太陽光発電システムのメーカーの中で、中国のメーカーが大きなシェアを誇っています。

 

中国の太陽光発電システムのメーカーと、その動向について見てみましょう。

 

中国の太陽光発電システムの生産規模は、日本の生産規模の約4倍です。

 

しかも、日本では太陽光発電の開発がもう30年以上の歴史のある分野であるのに対し、中国に現在ある太陽光発電システムのメーカー約70社のほとんどが2000年以降に設立された会社ばかりです。

 

その圧倒的な成長速度で、現在では世界の太陽光発電システムのメーカーのトップ10のうち5社以上が中国のメーカーになっています。

 

そして、生産量も生産能力もともに1位は中国のサンテックパワーが君臨しています。

 

このサンテックパワーは、生産量だけでなく、その技術力も素晴らしく、単結晶シリコンを用いた太陽光発電システムで世界最高レベルのエネルギー変換効率を達成しています。

 

そして、アフターサービスが業界最長の25年と、現在、向かうところ敵なしの太陽光発電システムメーカーと言うことができます。

欧米の太陽光発電システムメーカーはどうでしょうか?

 

太陽光発電を含むクリーンエネルギー先進国と言えるドイツをはじめ、太陽光発電市場の1位と2位を占める欧米諸国のメーカーについてはどうでしょうか。

 

すでに日本市場に参入を果たしているドイツのショットソーラーは、太陽光発電システムの開発を50年以上続ける古参の会社です。

 

品質における絶対的な自信と、50年と言う長い実績における安心感がこのショットソーラーの魅力であります。

 

日本市場も、一般の住宅用だけでなく、企業・産業用にも多く使用されています。

 

また、まだ日本市場には参入してはいませんが、アメリカのファーストソーラー社も忘れてはいけない企業の一つです。

 

このファーストソーラー社は2009年度には太陽電池の生産量が世界一になるなど、非常に大きな企業ですが、太陽光電池モジュールにカドミウムを使用しているため、日本では有害物質であるカドミウムに対する警戒心が非常に強いため受け入れられていません。

 

太陽光電池モジュールにおけるカドミウムの使用が認可された場合、日本にもファーストソーラー社の波が押し寄せるかもしれません。