太陽光発電の価格の相場を知りましょう

 

太陽光発電システムを導入するに際し、価格の相場を知っておけば、見積もりが適正なものであるのかを判断する材料になります。

 

同じメーカーの同じ商品なら、その商品の価格を比較してとにかく安く売っている工務店なら、お得に開始できるのかと言うと、そうではないのです。

 

太陽光発電には、太陽電池パネル以外の機器、つまりパワーコンディショナーや架台といったハード面だけでなく、施工費などのソフト面が関係してくるので、それぞれが適正価格であることが、良い工務店を選ぶポイントにもなるのです。

どこで太陽光発電システム導入の見積もりをとることができますか

 

下記のいづれかから見積もりをとることができます。

  • 訪問販売にきた業者
  • インターネット
  • 家電量販店
  • 大型のホームセンター
  • 販売代理店
  • 工務店
  • 専門の工事会社

 

適正価格を知るためには、何ヶ所かで見積もりをとることがお勧めです。

 

一生の買い物になることが多い太陽光発電システムですので、即断即決は賢い方法とは言えないでしょう。

 

大きな手術をするときに、一人の医師の意見を聞くのではなくセカンドオピニオン、サードオピニオンを聞いて、慎重に決めることと同じです。

 

太陽光発電の普及が始まった時に、最も多くの販売を行ったのが『訪問販売』でした。

 

まだ一般的に太陽光発電についての情報が不足していた時代なので、「ただで電気が使える」とか「電気を売って非常に大きい収入を得られる」などと、誇張した宣伝文句と、不適正な価格で多くの苦情が国民生活センターに寄せられたのも、このころの特徴です。

 

平成23年度でも太陽光発電に関わる苦情のうち約7割がこの訪問販売によるものです。

 

もちろん、訪問販売自体が良くない営業手段ではなく、相場に合った適正な価格の場合も多くあります。

 

ですが、即決しないで他と比較することを忘れないようにしましょう。

 

最近の太陽光発電システムの購入の新たな動きとして、通信販売による導入があります。

 

ネットで価格を比較して、相場や適性と思われる価格を瞬時に知ることができるのが、インターネットによる購入の強みです。

 

基本的に太陽光発電システムはオーダーメイドシステムですので、購入者側が思っているようなものだけが必要とは限りません。

 

アフターサービスや施工が信頼できることをよく確認してから購入するようにしましょう。

 

家電量販店や、大型のホームセンターなどでも見積もりをとることができます。

 

全国にチェーン店がある大型の家電量販店では、メーカーと共同で独自の割安なプランを作成していることもあります。

 

また、一般のメーカーの太陽光発電パネルも大量に仕入れていますので、価格が比較的安くなることも特徴です。

 

ですが、施工に関しては専門の技術を持った技術者が対応してくれるのか、アフターサービスはメーカーの標準保証以外にも付くのかなどのチェックをする必要があります。

 

太陽光発電パネルのメーカーの販売代理店などが、店舗を構えているケースもあります。

 

この場合は、一つのメーカーのものしかプランとして出してもらえないので、相場の価格かどうかを知ることが非常に難しいと言う欠点があります。

 

ですが、メーカーの販売員が直接説明をするので、そのメーカーのものを買うと決めているなら最も詳しい説明を聞くことができます。

 

家のリフォームなどを兼ねて太陽光発電システムの導入をする場合に、最も多く利用されるのが工務店でしょう。

 

太陽光発電以外の事もトータルで任せるので、購入者にとっては手軽に利用できますが、太陽光発電システム専門の技術者がいるのか、またその部分だけ外部に委託するのかという問題が発生します。

 

委託する前に、太陽光発電設置の実績なども確認するようにしましょう。

 

太陽光発電パネル

また、普及するにつれ太陽光発電システムの設置を専門に行う工事会社が増えてきました。

 

これらの工事会社一つ一つでも、見積もりや施工を行いますが、工事会社同士が連携して大量にシステム機器を仕入れることで割安に販売しているところもあります。

太陽光発電の現地調査では、何がチェックされますか

 

見積もりをとると、次は現地調査が始まります。

 

通信販売で注文した人にも、初めて施工業者と顔を合わせる機会となります。

 

この現地調査では、まず屋根の採寸、つまり形状や面積の把握をします。

 

メーカーによって太陽光発電パネルの大きさが異なりますので、何枚屋根に設置できるかはこの採寸を行わないことには分かりません。

 

見積もり段階で良いと思っていたメーカーのパネルでは、効率よく敷き詰められないことが判明して、価格が変更になるかもしれません。

 

採寸が終わると、次は配電の確認です。現在使用しているブレーカーなどと最終的には一本化しますので、契約容量や配線の具合などを確認します。

 

そして屋根自体の構造や傷み具合を詳細にチェックします。

 

ここで屋根の傷み具合が深刻な状態のときは、価格の相場からも非常に高い見積もりがされることがあります。

 

屋根をどの程度補強するのか、どこまで予算をかけられるのかを明確にしておきましょう。

 

この屋根の状態が深刻な時、補強をしないで太陽光発電パネルを乗せてしまうと、施工業者側もあとになって雨漏れなどを訴えられ、保証しなくては行けなくなりますので、かなり綿密にチェックし大事をとります。

 

そして最後に、工事の車両が通れる道路があるか、施工業者の搬入者などの駐車スペースなどを確認して、現地調査が終わります。

補助金が支給されるかも大事なポイント

 

太陽光発電システムの価格には、大きく分けると太陽電池モジュールと周辺機器類、施工費、諸経費が含まれています。

 

明細で、それぞれが適正な価格であるのか知ることも大事ですが、国からなどの補助金を受けるためには、kW単価(1kWを生み出すのに必要な太陽電池モジュールや機器類、施工費、諸経費を合わせた総額)が55万円以下であることが条件となっています。

 

つまり、設置する太陽光発電システムの最大出力が4kWである場合、総費用が220万円以下ですとkW単価が55万円以下となり補助金を受けることができますが、それ以上の価格の場合は、適性価格とはみなされず補助金支給の対象外となります。