太陽光発電の発電量の冬と夏の比較

 

一般的に太陽光で発電すると聞くと、夏が最も発電量が多くなって、冬はあまり発電を期待できないのではないかと考えてしまいます。

 

ですが、太陽光発電は太陽の光で発電しますので、気温で発電しているわけではないのです。

 

反対に、夏は太陽電池モジュールの温度自体も上がってしまって効率の良い発電がおこなわれなくなってしまいます。

 

太陽光発電モジュール

ですから、天気の良い日が多く日照時間も長い割には、夏の発電量は多くはないのです。

 

東京における1平方メートル当たりの発電量で、夏と冬の発電量を比べてみましょう。

発電量の冬と夏の比較

 

太陽光発電による夏の発電量

 

結晶シリコン系の太陽電池モジュール1平方メートル当たりの東京における月間発電量を見てみましょう。

 

太陽光発電パネルの傾斜角を30度にすると、

  • 6月の場合南屋根で10.27kWh北屋根で7.43kWhの発電量
  • 7月の場合南屋根で9.91kWh北屋根で5.23kWhの発電量
  • 8月の場合南屋根で9.77kWh北屋根で3.01kWhの発電量
  • 9月の場合南屋根で10.61kWh北屋根で2.06kWhの発電量

と計測されています。

 

気温が高いことの多い7月と8月が、6月と9月よりも発電量が低いことが見てとれます。

 

太陽光発電による冬の発電量

 

同じく結晶シリコン系の太陽電池モジュール1平方メートル当たりの東京における月間発電量を見てみましょう。

 

太陽光発電パネルの傾斜角を30度にすると、

  • 11月の場合南屋根で10.87kWh北屋根で3.99kWhの発電量
  • 12月の場合南屋根で12.79kWh北屋根で7.28kWhの発電量
  • 1月の場合南屋根で12.46kWh北屋根で9.68kWhの発電量
  • 2月の場合南屋根で13.84kWh北屋根で12.60kWhの発電量

と計測されています。

 

2月が南屋根と北屋根の場合のどちらも年間で最多の発電量を記録していることが分かります。

 

 

また、太陽の角度が低くなるので、北屋根での発電量が非常に高いのが冬の特徴でもあります。冬の北側の屋根が、夏の南側の屋根よりも発電量が多いことに驚かされます。