太陽光発電システムのメーカーを選ぶポイント

 

太陽光発電システムを導入しようと決めて、まず初めに考えなくてはならないのが、どのメーカーのシステムを採用するかです。

 

日本では、シャープ、京セラ、三菱電機、パナソニック、東芝、ソーラーフロンティア、長州産業の7つが比較的大きなメーカーとして挙げられます。

 

安い買い物ではありませんので、太陽光発電システムを選ぶ際のポイントをいくつか見て行きましょう。

どのような基準で太陽光発電システムを選ぶことができますか?

 

太陽光発電システムを選ぶ6つのポイント

  1. 希望する発電量を満たすもの
  2. 初期費用にどのくらい必要
  3. 保証内容
  4. 外観やデザイン
  5. 販売量などの実績
  6. 企業ブランド

 

それぞれにアピールポイントがあり、どのメーカーが一番よいかは各自の希望する事柄や、設置する状況に応じて異なります。

 

自分の家にはどのメーカーのものが最もメリットが多く、適しているかを良く見極めることが必要です。

 

まず、希望する発電量を満たすものであるのかは、最低限チェックする必要があります。

 

そして、初期費用にどのくらい必要なのか、同じメーカーでも商品によっても異なりますので、きちんと確認するようにしましょう。

 

最新のものが必ずしも自分の家に、もっとも良い選択であるとは限らないのです。

 

そして、その発電量と初期費用のバランスがとれた商品なのかも重要なポイントです。

 

初期費用が高いのに発電量が低いなら、費用対効果が見合わないデメリットだけの商品と言うことができます。

 

そして保証内容も非常に重要です。

 

メーカーが実施してくれる保証や点検のサービスと工務店が独自で実施してくれる保証や点検のサービスを合わせて、自己負担なしにある年数まで部品の交換や修理が可能なのかをきちんと確認するようにしましょう。

 

外観やデザインも好みに合ったものを選ぶ

その次に外観やデザインが好みに合うものかも非常に重要です。

 

少なくとも20年以上は設置した状態で暮らしていくのですから、デザインが気に入らないと長期にわたってストレスを抱える原因になります。

 

気に入って暮らしていけるかどうかが非常に重要になるのです。

 

そして、販売量などの実績も重要です。

 

あまりにも販売量が少ないものは、10年以上の長期保証を謳っていても、いざ部品を交換しようと思ったら製造中止だったとか品切れだったとか、思わぬ落とし穴があるかもしれません。

 

太陽光発電の商品に限っては、少ないから希少価値があるのではなく、少ないことはデメリットなのです。

 

最後に企業ブランドの安心感も重要です。

 

取り扱いの代理店が多いなら、急な故障などにも即時に対応することができます。

太陽電池の種類によってメーカーを選ぶ

 

メーカーによって太陽電池そのものの種類が異なります。

 

また、同じメーカーでも商品によって太陽電池の種類が異なる場合があります。

 

どのような種類が自分の家庭に適しているのか、太陽電池の種類によるメリットとデメリットを見てみましょう。

 

太陽電池の素材は、大別すると結晶シリコン系、薄膜シリコン系、化合物型の三つがあります。

 

結晶シリコン系は、その結合の種類からさらに単結晶シリコンと多結晶シリコンとハイブリッド型の三つに分けることができます。

 

結晶シリコン系

 

この結晶シリコン系は、最近の太陽光発電の電池のほとんどを占めています。

 

性能が非常に高い場合は、面積が小さくても大量の発電量を期待でき、しかも長寿命というメリットを備えています。

 

この結晶シリコン系の単結晶シリコンは、太陽電池の中で最も初めに開発されたものです。

 

高純度のシリコンを使用することで熱量への変換効率が高いと言うメリットがありますが、非常に高額であると言うデメリットもあります。

 

そしてこの単結晶シリコンのデメリットを解消するために開発されたのが多結晶シリコンです。

 

低価格そして量産できるタイプとして開発されました。

 

現在の太陽光発電の電池の中でも圧倒的なシェアを占めるのが、この結晶シリコン系の多結晶シリコンです。

 

そして単結晶シリコンと多結晶シリコンをハイブリッドしたものがこのハイブリッド型です。高い熱量への変換効率を実現したものとしても知られています。

 

薄膜シリコン系

 

薄膜シリコン系は、薄膜の多結晶シリコンと非結晶型のアモルファスシリコンを掛け合わせて作ったもので、薄膜シリコンハイブリッドとも呼ばれます。

 

このタイプは省資源性や低価格であると言うメリットはありますが、エネルギーへの変換効率が全てのタイプの中では劣る方だと言うデメリットがあります。

 

化合物型

 

化合物型は、シリコンを使用しない化合物で、CIS太陽電池やCIGS太陽電池とも呼ばれており、太陽光発電パネルに影が落ちた場合にも発電量に影響が出にくいと言うメリットがあります。

 

ですが、エネルギーへの変換効率は結晶シリコンのハイブリッド型や単結晶シリコンに比べると劣ってしまいます。

国内太陽光発電システムメーカーの太陽光電池の分類

 

結晶シリコン系の単結晶シリコンを採用した商品があるのは、シャープと東芝、三菱電機です。

 

同じく結晶シリコン系の多結晶シリコンの商品が充実しているのは、シャープ、京セラ、三菱電機です。

 

同タイプのハイブリッド型はパナソニックと長州産業の商品に見られます。

 

そして化合物型の電池を商品に搭載しているのはソーラーフロンティア社です。

 

何を重要視するかに合わせ、メーカーと商品を選んでいきましょう。

海外太陽光発電システムメーカーの特徴

 

海外のメーカーの商品は、どのようなメリットとデメリットがあるでしょうか。

 

まず、国内のメーカーに次いで、あるいは国内メーカーレベルでよく利用されるのが中国のサンテックパワー社の商品です。

 

世界的に見ると、このサンテックパワー社の商品は生産量が世界一で、日本での販売においても太陽電池モジュールを25年保証にしたり、災害による破損にも補償したりすることで、サポートの強化でシェアの拡大を図っています。

 

そして日本でも主に住宅メーカーを通して、よく利用されているカナディアンソーラー社があります。

 

本社はカナダですが、中国で生産された商品を扱っています。

 

東芝は自社製品にもアメリカ最大手のサンパワー社の太陽電池モジュールを採用しています。

 

これら以外にも海外メーカーは多数ありますが、日本で取り扱っている工務店や代理店が少ないと言うデメリットがあります。

 

現在では、工務店側も多メーカーの技術に精通しているところも増え、海外メーカーの施工も可能にはなってきています。

 

初期費用が国内メーカーに比べると安価なものが多いと言うメリットがありますので、保証などのアフターケア・アフターサービスがしっかりしていることを確認できるなら、選択肢の一つに加えることもできます。